講演者:市川あき江 (愛媛大学)
タイトル:広域銀河観測から明かす赤方偏移 1.5―2.0 の passive 銀河の特性
アブストラクト:本研究では、COSMOS天域における赤方偏移1.5―2.0の銀河の光度関数、星質量関数を調べた。Suprime-Cam z'バンドとUltraVISTA DR2のデータを用いて、カラー選出によりpassive銀河とpost-starburst銀河とに分け、それぞれの光度関数・星質量関数を求めた。その結果2つの種族のfaint-end slopeが有意に異なることが分かった。この結果を踏まえてquenching mechanismについて議論する。