講演者:吉田博哉 (名古屋大学)
タイトル:N体シミュレーションを用いた、ダークマターハローの質量分布とクラスタリングの解析
アブストラクト:現在ある宇宙の構造は、宇宙初期に存在したわずかなゆらぎが成長して形成された。このゆらぎの進化を追うことで宇宙の構造の進化を見ることができる。今研究では、銀河形成にもかかわる天体であるダークマターハローに着目し、この質量分布、速度分散分布、クラスタリングを解析的に求め、またこの結果を重力多体系計算コードであるGadget-2を用いたシミュレーション結果と比較を行った。