アブストラクト:
本研究では系外銀河の観測によって今日の銀河系に似た銀河の形成史を赤方偏移z~3から0.5にわたって調査した。HST/ACS,WCF3によるCANDELS+3D-HSTの豊富な多波長撮像データ(0.4-1.6um)データによって、星質量プロファイル、静止系カラーの動径分布の進化を調査した。さらに、本研究では動径プロファイルの分散に着目し、各時代における銀河の多様性を調査した。これらの結果を基に、普遍的な銀河が宇宙の星形成のピークの時代をどのように進化してきたかを包括的に議論する。