アブストラクト:
TMT時代の銀河/AGNに対する高分散分光観測で実現可能なサイエンスケースを紹介する。中でも高S/Nスペクトルを用いたクェーサー吸収線研究は大きな進展が見込まれる。例えば複数のquasarを背景光源とした多視線分光観測は、galaxy-IGM間の物質循環を担うCircum-Galactic Medium (CGM) の内部構造を探るうえで極めて重要である。同様にAGNからの周辺環境に対するフィードバックの異方性をAGNの統一モデルに基づいて議論することも考えられる。その他、現在までに提案されているサイエンステーマをいくつかピックアップして紹介する。