アブストラクト:
CMB観測においては、前景放射の低周波数側の主成分である銀河系内ダストの熱放射を精度よく分離するすることが重要である。そのためにも、本研究ではあかりによる遠赤外線全天データを用いて銀河系内ダストの全天柱密度マップを作成を目指している。データのフィッティングにはダストのストカスティック加熱を考慮に入れるためにモンテカルロシミュレーションを行って得られたSEDを使った。本発表ではSEDモデルとフィットした結果について紹介する。