アブストラクト:
銀河形成のシミュレーション研究では、これまで SPH 法や AMR メッシュ法が広く用いられてきた。しかし、これらの手法にはそれぞれに弱点があり、近年では、Moving mesh や meshfree 法が注目されつつある。本講演では、我々の開発した、従来の SPH 法の弱点を解決した DISPH 法を採用し、流体スキームの更新がどの程度銀河形成にインパクトを与えうるかについて報告する。