アブストラクト:
近傍の高赤外線銀河(LIRG)において、空間分解された星形成主系列が存在していることがわかった。主系列とは銀河の星形成率—星質量の関係で、空間分解された星形成率面密度—星質量面密度の関係も存在していることが近年明らかになってきている。今回、LIRGにおいても同様の関係が存在しているが、普通の銀河と比較して同じ質量面密度でも高星質量面密度側にオフセットしており、さらにLIRGの中でもinteractionしている銀河とそうでない銀河の間でもオフセットしていることが明らかになった。