アブストラクト:
本研究では、z < 1の時代に銀河の形態がどのように進化して現在の宇宙で見られる状態に至ったのかを調べるために、銀河の見かけの軸比の頻度分布の進化を星形成活動や星質量別に調べた。具体的には、COSMOS領域の0.2 < z_phot < 1.0,Mv < -20 を持つ銀河の軸比HST/ACSデータを用いて測定した。これらの銀河を星形成銀河とpassive銀河に分け、それぞれについて星質量別に軸比分布を求めその進化を調べたので、その結果について報告する。