アブストラクト:
現在、高精度な数値シミュレーションにより、銀河のダイナミクスを計算すると同時に星間ガス・星形成・フィードバックなどがある程度物理的動機にもとづいて導入する事が可能になりつつある。これまで、これら小スケールの物理はほとんど現象論的にサブグリッドモデルとして扱われてきた。本講演では、これら最新の理論研究についてレビューし、また問題点についても議論する。そして、我々が現在取り組んでいる初代銀河シミュレーションについても紹介する。