アブストラクト:
宇宙初期 (z=5-7)において10-kpc以上にわたって広がった [CII] 158um輝線の発見について報告する。我々はALMAアーカイブデータを集め, 既に検出が報告されているz=5.148 - 7.145における星形成銀河の[CII]輝線, ダスト連続波をvisibility-baseでスタッキング解析を行なった。同サンプルのHST/H-band画像も同様にスタッキングを行い、静止系紫外+赤外星形成率と[CII]輝線の空間分布を比較した。結果、[CII]輝線領域は星形成領域の~2-3倍以上広がっていた。これらの結果を最新のモデルとの比較も交えながら議論する。