2001/04/23 - 27, 名古屋大学, 集中講義, 幾何学的な表現の構成

この講義では, 合成積を用いた様々な環の表現の構成について述べ る. 例は, Hecke環, 量子展開環などである. 理論を展開することを目的とす るのではなく, 多くの例をあげることを目的とする. 表現論に関する予備知識 はあまり仮定しないが, 幾何については(相対)コホモロジーを仮定す る. deRhamコホモロジーで十分である.

2001/04/25, 同, 談話会, 量子ループLie環の有限次元表現

有限次元単純 Lie環 g に値を持つローラン多項式の全体に自然にLie環の構造 を入れたものをループLie環と呼ぶ. その有限次元表現は, 元々のLie環の表現 を持ち上げたものとして完全に理解できる.
nakajima@kusm.kyoto-u.ac.jp