アブストラクト:
我々はSPHシミュレーションコード"GADGET3-Osaka"にガス粒子の温度や密度に依存する星間空間でのダスト成長・破壊過程やダスト―ダスト間相互作用を導入した。宇宙初期の密度ゆらぎを初期条件とする宇宙論的シミュレーションを行い、宇宙全体のダストの量、形成された各銀河の持つダストの量とサイズ分布、さらに銀河間空間(IGM)におけるダストの分布を求めた。