アブストラクト:
本研究では、銀河形態の定量的指標によって銀河合体の様々な段階にある天体を分類するために、従来使われてきた非対称度とM20に加えて、輝度分布重心における表面輝度と明るい方のピクセルから積算して全体の20%分の明るさを含む部分の平均表面輝度との比である中心表面輝度比を導入した。COSMOS領域のz=0.7-0.9の銀河に対してHST/ACSデータを用いてこの分類法を適用した結果と、分類された銀河と星形成活動の関係を調べた結果を報告する。