アブストラクト:
典型的な棒渦巻銀河の棒部では顕著なダークレーンが見えているにも関わらず、腕部とは対照的にHII領域がほとんどなく、重い星の形成が抑制されている環境であると言われている。しかし、これまで分子ガスの観測が無かったため、各領域の星形成効率(SFE)は定量化されていなかった。そこで、我々は棒渦巻銀河NGC1300について、2016/17に野辺山45mで行ったCO(1-0)観測とHSTによるHα観測からSFEを導出した。その結果、棒部では腕部に比べて1桁近くSFEが小さいことがわかった。本講演では、この研究に関連して、ALMA Cycle5で観測したCO(1-0)の結果も紹介する予定である。