講演者:秋山正幸 (東北大学)
タイトル:ハッブル系列形成期の銀河内部の星形成分布
アブストラクト:赤方偏移 1-2 のハッブル系列形成期の比較的大質量な銀河についてハッブル宇宙望遠鏡 CANDELS 撮像データを用いて銀河の場所ごとの SED フィッティングを行い、銀河内部の星質量や星形成率分布を調べた。星形成率分布は銀河周縁部で星形成が盛んに起こっており、銀河周縁部での星質量増大が進んだことを示唆する。一方でこの赤方偏移範囲の星質量分布には大きな変化が見られず、全体として外側で形成された星質量を内側の領域に輸送するメカニズムが必要であることが示唆される。
発表スライド:(PDF)