大気球によるガンマ線観測

Gamma-ray Astronomy

日本・ブラジル共同ガンマ線観測実験 (1988-1992)

1987年、超新星1987Aの爆発を機に、大気球という、 飛翔体を用いた大規模なガンマ線観測実験が、日本で立ち上がった。 幾多の困難を乗り越え、実験は成功し、数々の成果 を得た。この実験で、活躍した検出器、"Welcome"は その姿を変え、さらに日本のX線天文学の技術をとりこんで、 Astro-E2衛星の硬X線検出器(HXD)として、宇宙に はばたくことになる。