東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構・学際情報学府兼担任で、科学技術社会論(学)・科学技術ELSI、科学技術政策と社会の研究をしています。東京大学学際情報学府・文化人間情報学コースの修士課程・博士課程のほか、東京大学科学技術インタープリター養成プログラム、変革を駆動する先端物理・数学プログラム(FoPM)副コースから学生を受け入れています。
研究期間: 2020年1月 - 代表者: 横山広美
先端的な科学技術はELSI(倫理的・法的・社会的な課題)が重要で、本プロジェクトでは先進技術のELSIを数値化する尺度を開発します。
日本は理系の中でも、物理系の女子学生割合は極めて低く、それはなぜなのか社会的要因からエビデンスを探る研究をしています。
インターネット、ソーシャルメディアにおける科学とコミュニケーション、信頼に関する研究を行っています。 特に、ピアレビューと呼ばれる専門家の審査を経ないで研究が行われるクラウドファンディングを例に、科学を認定する仕方(Boundary work)がどのように変容するか、クラウドファンディングにおける様相について議論をしています。
ビッグサイエンス、メガサイエンスの合意形成と政策を国際リニアコライダー計画ILCほか、物理系プロジェクトを例に研究をします。 しかしコミュニケーションという文脈、あるいは政策的合意形成では課題も多い現状で、研究テーマとしても多くのすべきことがあると思っています。
当該分野に興味をお持ちの方に、運営に関わっている団体を紹介します。
最近はZoomでランチタイム研究会を行っています。お気軽に登録ください。
本研究室のメインとなる学会です。広く科学と社会の問題を扱っています。
理論と実践の両方を重視するサイエンスコミュニケーションの代表的な国際ジャーナルの1つです。投稿料がかからず、学生さんの投稿先にも便利です。Editorial Boardに参加をしています。