ダークマターの正体は何か?- 広大なディスカバリースペースの網羅的研究

計画研究:B04 実験班
X 線領域の観測技術の革新によるダークマター探索

研究代表 山崎 典子
 X線検出においては、従来の半導体検出器をマイクロカロリメータと呼ばれる極低温検出器に置き換えることで、エネルギー分解能を20倍以上引き上げることができる。これにより輝線感度は劇的に向上し、ダークマター探査にも新たな手法の可能性が生まれる。

 本計画研究では、宇宙観測による背景放射あるいは銀河団などのダークマター柱密度の高い天体からのダークマター起源の放射の検出において、従来の衛星観測よりエネルギー分解能を向上できる2022年度打ちあげ予定のXRISM衛星を用いて新たな探索を行なう。また、それらの知見を将来の宇宙観測で発展させる方法を探求する。一方で、ダークマターの直接検出実験においても、太陽アクシオンによる14keVの輝線的アクシオン放射など、感度向上の見込まれるチャネルに対し,積極的な検出実験を行なう。
メンバー
研究代表者
山崎 典子 Noriko YAMASAKI
宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 教授 研究全体の総括、観測データ解析、地上実験主導

研究分担者
田村 隆幸 Takayuki TAMURA
宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 助教 観測的研究立案

林 祐 Tasuku HAYASHI
宇宙航空研究開発機構 宇宙科学研究所 宇宙航空プロジェクト研究員 分光検出器製作

満田 和久 Kazuhisa MITSUDA
国立天文台 先端技術センター 特任教授 太陽アクシオン検出実験

佐藤 浩介 Kosuke SATO
埼玉大学 理工学研究科 准教授 観測立案、測定環境整備

Aurora SIMIONESCU
Netherlands Institute for Space Research Tenure-track scientist / 東京大学 カブリ数物連携宇宙研究機構 客員科学研究員 観測計画立案

神代 暁 Satoshi KOHJIRO
産業技術総合研究所 エレクトロニクス 製造領域 統括研究主幹 超電導回路全般

平山 文紀 Fuminori HIRAYAMA
産業技術総合研究所 エレクトロニクス 製造領域 主任研究員 超電導回路、読み出し回路


はじめに

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