ダークマターの正体は何か?- 広大なディスカバリースペースの網羅的研究

計画研究:C01 究極班
量子重力理論から迫るダークマター

研究代表 山崎 雅人
 非WIMPダークマターの可能性を実験・理論の双方から追究する本学術変革領域においては、個別のシナリオを研究するのみならず、そもそもどのようなダークマター模型が実現可能であり、どのシナリオが研究に値するかといった俯瞰的な問いについて、より根源的な枠組みから出発して考察していくことが不可欠である。究極理論としての量子重力・超弦理論は、まさにそのような枠組みであり、低エネルギーでのダークマターの有効理論を制限する一方、新たなアイデアの宝庫でもある。

 本C01研究班では、A01–A03の各理論班において議論されるダークマター模型を超弦理論から実現可能であるのかを明らかにしていくこと、また超弦理論に動機づけられて新しいダークマターの模型を提唱することを目標とし、それらのシナリオの検証可能性をB01–B06の観測・実験分野班と協力しながら探る。本研究班は、多様なダークマターシナリオを議論するA/B各班を結びつける重要な役割を果たすものである。
メンバー
研究代表者
山崎 雅人 Masahito YAMAZAKI
東京大学 カブリ数物連携宇宙研究機構 准教授 超弦理論、研究全体の統括

研究分担者
野村 泰紀 Yasunori NOMURA
UC Berkeley 教授 / 東京大学 カブリ数物連携宇宙研究機構 主任研究者 量子重力と素粒子論

齋藤 遼 Ryo SAITO
山口大学 大学院創成科学研究科 助教 量子重力と宇宙論

白井 智 Satoshi SHIRAI
東京大学 カブリ数物連携宇宙研究機構 特任助教 素粒子論、ダークマター理論


はじめに

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