活動報告
公開シンポジウム

2022 年度

(Co-sponsorship)
Interdisciplinary Science Conference in Okinawa (ISCO 2023)—Physics and Mathematics meet Medical Science—

Date: February 23–March 3, 2023
Venue: Okinawa (OIST Conference Center), Japan
URL: (Eng) https://indico.ipmu.jp/event/324/
Description: The scientific method of studying the natural world has persisted over the centuries. The key to its longevity and progression lies in sharing and building upon accumulated knowledge. Physics, which explores the origin of the universe and matter; biology, which studies living organisms, and their functions and evolution; and medicine, which explores health based on the structure and function of living organisms: all have made enormous advancements that impact all aspects of our lives.
  As the scientific study progresses, however, additional challenges have arisen which are increasingly difficult to solve. Many of the challenges that humanity faces are in achieving sustainable development. These include environmental changes due to climate change, food crises caused by the gap between population growth and food production, and pandemics caused by the spreading of resistant bacteria and viruses. To rise to these new challenges, it is important to reassess the issues from a broader perspective: to combine the knowledge and methods of different scientific fields and to look for new approaches that can bridge the boundaries and work across multiple fields
  The purpose of ISCO 2023 is to bring together leading researchers in their respective fields, explore methods for solving issues through the fusion of different fields, and form a new network of researchers. The workshop will bring together speakers from Japan and abroad in the fields of space science, particle and nuclear physics, quantum computing, life sciences, and medicine to discuss the challenges they face and the latest advancements in their respective fields.
  We call for presentations from fields related to those subjects mentioned above and on the sustainable development of humankind. In addition, we plan to hold a poster session to facilitate a wide range of discussions. We hope that the knowledge gained at this workshop will lead to the creation of new research fields that will not only advance basic science but will also help solve the various new challenges that humanity faces.
(Taken from the above web site)

(協催)
第 7 回 文理融合シンポジウム 量子ビームで歴史を探る —加速器が紡ぐ文理融合の地平—

日程: 2022 年 11 月 2–3 日 (水–木·祝)
場所: 高エネルギー加速器研究機構 つくばキャンパス 小林ホール
URL: (Jpn) https://www2.kek.jp/imss/msl/2022/10/7.html
趣旨: KEK 物構研では, ユニークな特徴を有する J-PARC MLF (MUSE) の世界最高強度の負ミュオンビームの優位性を生かし, 文化財をはじめとする人文科学資料の研究にも活用する可能性を秘めた, 新たな非破壊研究手法を開発してきました。その一方で, これまでも放射光や中性子などを用いた様々な文化財科学の研究が行われています。   そこで, 放射光・中性子・ミュオンなどの量子ビームを利用する文化財研究の第一人者が一堂に会して, これまでの考古学研究, 並びに関連研究, 更に分析技術を紹介し, 文理融合研究の可能性を探る本シンポジウムを開催するに至りました。2019 年度に, 第 1 回文理融合シンポジウムが国立科学博物館, 第 2 回が大阪大学中之島センターにおいて開催され, その後, 第 3 回 (2020 年 9 月 25‐26 日), 第 4 回 (2021 年 1 月 28–29 日), 第 5 回 (2021 年 9 月 9–10 日) がオンライン開催されました。第 6 回 (2022 年 1 月 7–8 日) は大阪大学 豊中キャンパス 南部陽一郎ホールにて, ハイブリット方式 (オンライン型と会場参加型の同時開催) で開催することができました。今回もミュオンのみならず中性子, 放射光を用いた目覚ましい文理融合研究の成果や施設の各種性能向上などを, 皆様で共有したいと思います。 第 7 回は KEK 小林ホールでの開催を予定しております。
  皆様のご参加をお待ちしております。
  なお, 11/3 (木・祝) には, 以下の先生方の一般講演を企画しております。一般の参加者向けにオンライン配信いたしますが, シンポジウムにご参加いただく方は, 会場でご講演をご聴講いただけます。
  • 「非破壊分析とは?」小杉信博 所長(高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所)
  • 「医療文化財の最前線:「緒方洪庵の薬箱」が語る世界」髙橋京子 名誉教授(大阪大学)
  • 「ミュオン非破壊分析で明らかになった小惑星リュウグウ※の成分」寺田健太郎 教授(大阪大学)
(上記 web site より転載)

(Co-sponsorship)
The International School for Strangeness Nuclear Physics 2022 (SNP School 2022)

Date: October 24–28, 2022
Venue: Sendai (Tohoku Univ.), Japan & online
URL: (Eng) https://sites.google.com/nex.phys.s.u-tokyo.ac.jp/snpsc2022/home
Description: We are pleased to announce that the SNPSchool2022 will be held at Tohoku University, Sendai, Japan, from October 24th to 28th, 2022. This is the eleventh of the series which has been held every year since 2012.
  In view of the situation of COVID-19, the school will be held in a hybrid style with participants in-person at Sendai.
  The school provides lectures that cover subjects from basics to the frontiers of strangeness nuclear physics as well as other related fields such as astrophysics, atomic physics, etc. Lecturers are invited both from theoretical or experimental physics, and their materials are prepared to be useful to students and also to researchers who would have wider interests.
(Taken from the above web site)

(共催)
第 4 回量子ビームイメージング研究会

日程: 2022 年 9 月 26–27 日 (月–火)
開催方法: ハイブリッド: 理研和光キャンパス 本部棟 2F & オンライン
(本研究会は理研シンポジウムとして開催されます)
URL: (Jpn/Eng) https://lambda.phys.tohoku.ac.jp/QBI2022/
趣旨: 赤外線・X 線・ガンマ線等の光子や, 電子, 中性子, 分子, イオンといった量子線を検出・解析する科学技術は, 素粒子・原子核物理学, 宇宙物理学, 物質科学から生命科学, 医学にいたる広い分野で重要な貢献を果たしてきました。近年, これらの領域のイメージング検出技術が著しく発展しています。また, 理学・工学や産官学の連携も進み, 新展開が生まれつつあります。ここに, 分野を横断して「量子線イメージング」を議論する場を設け, 科学技術の発展と新分野の創成を目指した研究会を開催します。
(上記 web site より転載)。

新学術領域「宇宙観測検出器と量子ビームの出会い。 新たな応用への架け橋。」
領域研究会 (第 4 回領域全体会議)

日程: 2022 年 5 月 20–21 日 (金–土)
開催方法: ハイブリッド方式 (総括班のみ東大本郷現地参加)
URL: (Jpn) http://lambda.phys.tohoku.ac.jp/QuantumBeam202205/
趣旨: 本領域は, 宇宙観測を⽬的に開発された革新的な先端検出器を, 超⾼強度負ミュオンビームを中⼼に, ⾼エネルギー光⼦, 偏極を付加したRIビームという, ⽇本が国際的に極めて優位な位置にある, 3つの「エキゾチック」な量⼦ビームの研究を結びつけ, 新たな視点や手法による研究を共同で⾏うことを⽬指して発⾜しました。
  皆様方の公募研究が関連する計画研究に添いながら, 共にめざす成果が得られますよう, 今後ともよろしくお願いいたします。また, 領域全体として活動することにより, 提案時には想定していなかったような「出会い」が生まれ, 予想を超えた成果が生まれることを願っております。
  令和 4 年度は本新学術領域研究の最終年度でもあり, 計画研究/公募研究の進捗状況と最終年度にむけての研究戦略についての講演および, 領域全体としてどう研究をまとめていくかを領域研究会として議論したいと思います。 COVID-19 の状況を鑑み, Zoom によるオンライン会議で開催します。ぜひ, 広く分野をまたいでご参加いただけると幸いです。 参加をご希望の方は上記の Web ページよりご登録ください。登録と同時に zoom-URL が表示されますが, 5 月 19 日正午以前に登録された方には研究会前に再度, zoom 接続情報をメールでお知らせします。
奮ってご参加ください。
(上記 web site より転載)

2021 年度

(共催)
日本物理学会 第 77 回年次大会 共催シンポジウム
「宇宙観測検出器と量子ビームの出会い。新たな応用への架け橋。」

日程: 2022 年 3 月 18 日 (金)
開催方法: オンライン開催 (日本物理学会 第 77 回年次大会, S03 会場, セッション# 18pS03 )
URL: 日本物理学会 第 77 回年次大会 共催シンポジウム
 (Jpn) https://www.jps.or.jp/activities/meetings/joint_symposium/2022annual_joint_contents.php
趣旨: 素粒⼦実験や宇宙観測など, 宇宙への根源的な疑問に答えるために⾼い科学⽬標を掲げて実施される研究は, 感度と分解能のたゆまぬ追求の結果として, 極限性能を持つ先端的検出器の研究開発を牽引してきました。そして, 物質の究極の姿を探るための素粒⼦・原⼦核実験においては, ⼈類の持つ技術の粋を尽くし, 最先端の技術を用いた⾼度な加速器研究が極めて重要な位置を占めています。本共催シンポジウムは, 宇宙観測を⽬的に開発された革新的な先端検出器を, 超⾼強度負ミュオンビームを中⼼に, ⾼エネルギー光⼦, 偏極を付加した RI ビームという, ⽇本が国際的に極めて優位な位置にある, 3 つの「エキゾチック」な量⼦ビームの研究を結びつけ, 新たな視点や手法による研究を共同で⾏うことを⽬指し, 広く物理学・医学・地学・考古学など分野横断の応用に関する議論を展開する事を目的としています。
Program:
Part-I: 座長 上野秀樹 (理研, B03)
13:00 13:25   (20+5) 高橋忠幸 (東大 Kavli IPMU, 領域代表 & C01) 宇宙観測検出器と量子ビームの出会い。新たな応用への架け橋。
13:25 13:50   (20+5) SZYPRT, Paul (NIST, A01) Development of transition-edge sensor microcalorimeters for x-ray science applications
13:50 14:15   (20+5) 木野康志 (東北大院理化学, B02) 精密少数多体計算に基づくミュオン触媒核融合研究の展開
14:15 14:40   (20+5) 中村哲 (東北大院理物理, A02) 電子ビームで探る原子核内部と中性子星深部

  (10) (break)

Part-II: 座長 武田伸一郎 (東大 Kavli IPMU, C01)
14:50 15:25   (30+5) 佐谷秀行 (慶応大医, C01) がん研究の最前線と宇宙観測検出技術を用いたがん組織の探査
15:25 15:50   (20+5) 高峰愛子 (理研, B03) 高偏極 RI 原子ビーム生成へ向けた低速 RI ビーム生成装置と中性化装置の開発
15:50 16:15   (20+5) 中村智樹 (東北大院理地学, B01) (共催シンポジウム講演)小惑星探査機はやぶさ2が回収したサンプルの初期分析成果
16:15 16:40   (20+5) 齋藤努 (歴博, B01) 負ミュオンを用いた歴史資料の非破壊元素分析
16:40 16:50   (10) 東俊行 (理研開拓研究本部, A01) まとめ

(協催)
第 6 回 文理融合シンポジウム 量子ビームで歴史を探る —加速器が紡ぐ文理融合の地平—

日程: 2022 年 1 月 7 日 (金)–8 日 (土)
開催方法: 大阪大学 豊中キャンパス 南部陽一郎ホール会場およびオンライン同時開催(ハイブリッド方式)
URL: (Jpn) https://www2.kek.jp/imss/msl/2021/12/6.html
趣旨: KEK 物構研では, ユニークな特徴を有する J-PARC MLF (MUSE) の世界最高強度の負ミュオンビームの優位性を生かし, 文化財をはじめとする人文科学資料の研究にも活用できる可能性を秘めた, 新たな非破壊研究手法を開発してきました。一方, これまでも放射光や中性子などを用いて, 様々な文化財科学の研究が行われています。そこで, 放射光・中性子・ミュオンなどの量子ビームを利用する文化財研究の第一人者が一堂に会して, これまでの考古学研究, 並びに関連研究, 更に分析技術を紹介し, 文理融合研究の可能性を探る本シンポジウムを開催するに至りました。2019 年度に, 第 1 回文理融合シンポジウムが国立科学博物館, 第 2 回が大阪大学中之島センターにおいて開催され, その後, 第 3 回(2020 年 9 月 25–26 日), 第 4 回(2021 年 1 月 28–29 日), 第 5 回(2021 年 9 月 9–10 日)がオンライン開催されました。第 6 回は大阪大学 豊中キャンパス 南部陽一郎ホールにて, ハイブリット方式開催(オンライン型と会場参加型の同時開催)を目指しておりますが, まずは皆様の健康や安全面が最優先であるため, COVID-19 の状況によりオンライン開催のみとなる場合がございます。
  今回, 第 6 回文理融合シンポジウムは, 同じく大阪大学 豊中キャンパス 南部陽一郎ホールで開催する「第 12 回 Muon 科学と加速器研究」と, 日本中間子科学会主催研究会「ミュオンで見る磁性・超伝導物質研究の最前線」との合同開催となっております。皆様の御参加をお待ちしております。
(上記 web site より転載)

新学術領域「宇宙観測検出器と量子ビームの出会い。 新たな応用への架け橋。」
第 1 回超低速負ミュオンビーム研究会

日程: 2021 年 12 月 20 日 (月)
開催方法: オンライン
Contact: 永谷幸則 (KEK-IMSS, C02)
 
Program: 10:30 11:00   (25+5) 永谷幸則 (KEK, C02) 超低速負ミュオンビーム生成計画:トリチウム μCF と摩擦冷却
11:00 11:30   (20+5) 奥津賢一 (東北大, B02) DD 実験による μCF 生成物の観測へ向けて
11:30 11:50   (15+5) 名取寛顕 (KEK) 負ミュオンの薄膜減速実験
  (5) (break)
11:55 12:15   (15+5) 山崎高幸 (KEK, C02) H ラインの建設状況と負ミュオンビーム
12:15 12:45   (25+5) 三宮工 (東京工業大学) 構造と機能をもつ自立薄膜の作製
  (2:15) (lunch & break)
15:00 15:30   (30+5) 石田勝彦 (理研, C02) ミュオン原子分子とスピン状態
15:35 16:20   (40+5) 木野康志 (東北大, B02) ミュオン触媒核融合の新展開
16:20 16:30   (35) 議論 & Summary

(Co-sponsorship)
The International School for Strangeness Nuclear Physics 2021 (SNP School 2021)

Date: December 13–16, 2021
Venue: Osaka (RCNP, Osaka Univ.), Japan & online
URL: (Eng) https://indico.rcnp.osaka-u.ac.jp/event/1640/
Description: The school will be held online and in-person at Research Center for Nuclear Physics, Suita Campus, Osaka University from Dec 13 to Dec.16, 2021. Time schedule will be held in Japan Standard Time. This is the tenth one of a series that has been held every year since 2012. The school program consists of lectures on strangeness nuclear physics as well as other wider subjects from hadrons to astrophysics, short presentations by young participants(Young Researchers' Session), and RCNP accelerator facility tour.
(Taken from the above web site)

(共催)
第 3 回量子ビームイメージング研究会

日程: 2021 年 9 月 29 日 (水)–10 月 1 日 (金)
開催方法: オンライン
URL: (Jpn/Eng) https://soipix.jp/qbi2021.html
趣旨: 赤外線・X 線・ガンマ線等の光子や, 電子, 中性子, 分子, イオンといった量子線を検出・解析する科学技術は, 素粒子・原子核物理学, 宇宙物理学, 物質科学から生命科学, 医学にいたる広い分野で重要な貢献を果たしてきました。近年, これらの領域のイメージング検出技術が著しく発展しています。また, 理学・工学や産官学の連携も進み, 新展開が生まれつつあります。ここに, 分野を横断して「量子線イメージング」を議論する場を設け, 科学技術の発展と新分野の創成を目指した研究会を開催します。
(上記 web site より転載)。

(協賛)
第 5 回 文理融合シンポジウム 量子ビームで歴史を探る —加速器が紡ぐ文理融合の地平—

日程: 2021 年 9 月 9 日 (木)–10 日 (金)
開催方法: オンライン
URL: (Jpn) https://www2.kek.jp/imss/msl/2021/08/5.html
趣旨: 文化財をはじめとする人文科学資料研究への活用が期待される「負ミュオンを用いた新たな非破壊研究手法」の実用が, 今, 日本の研究グループによって精力的に推進されております。高エネルギー加速器研究機構・物質構造科学研究所では, 茨城県東海村にある J-PARC MLF ミュオン施設 (MUSE) で世界最高強度のパルス負ミュオンビームを用いた分析が進められており, また, 大阪大学核物理研究センター (RCNP) でも, 連続負ミュオンビームによる非破壊分析が活発に実施されています。
  これまでも放射光や中性子などを用いて, 様々な文化財科学の研究が行われておりますが, さらにミュオンも加えて, 量子ビームを利用する文化財研究の第一人者が一堂に会して, これまでの考古学研究, 並びに関連研究, 更に分析技術を紹介し, 文理融合研究の可能性を探る本シンポジウムを開催します。全国の大学・博物館・研究所等の人文科学系の研究者と自然科学系の研究者とのネットワークの形成に向けて, 新たな文理融合プラットフォームを構築する一助となる事を期待しています。  これまで 2019 年 7 月に第 1 回シンポジウム (@国立科学博物館), 同 12 月に第 2 回 (@大阪大学中之島センター), 2020 年 9 月に第 3 回 (オンライン開催), 2021 年 1 月に第 4 回 (オンライン開催) が実施され, 活発な議論が交わされました。
  このたび第5回シンポジウムは, ハイブリッド方式 (オンライン型と会場参加型の同時開催) を目指し, 準備して参りましたが, 今般の COVID-19 の状況を鑑み, 皆様の健康や安全面を最優先とし, 断腸の思いではございますが, 会場開催を断念, オンライン開催のみとする世話人らの判断に至りました。 皆様のご参加をお待ちしております。
(上記 web site より転載)

新学術領域「宇宙観測検出器と量子ビームの出会い。 新たな応用への架け橋。」
「高精度硬 X 線・ガンマ線偏光計を用いた原子物理・原子核物理実験の検討」小研究会

日程: 2021 年 8 月 19 日(木)
開催方法: オンライン
趣旨: X 線天文衛星ひとみ (ASTRO-H) に搭載された軟ガンマ線検出器 SGD は, 高精度のコンプトンイメージングを可能とする Si/CdTe 検出器です。新学術領域研究「宇宙観測検出器と量子ビームの出会い。新たな応用への架け橋。」を契機とした共同研究の下, その SGD を地上での原子物理実験用に改良し, 電気通信大学の多価イオン源 Tokyo-EBIT に適用することにより, 硬 X 線の偏光度測定をこれまでに無い精度で行うことに成功しました。 https://doi.org/10.1063/5.0050826 Tokyo-EBIT における実験では, 多価重イオンの再結合 X 線の偏光度を高精度測定することで, ブライト相互作用を媒介する仮想光子の電磁波的描像を初めて捉え, これまでにない量子電磁力学の検証を行おうとしています。
  この先端的偏光計を利用した実験を更に発展させ, 原子物理学や原子核物理学実験に応用範囲を探るため, まずはキックオフを兼ねた小研究会を開催することになりました。よろしくご参加ください。
世話人: 中村信行 (A01, 電通大), 東俊行 (A01, 理研), 上野秀樹 (B03, 理研), 渡辺伸 (C01, JAXA), 高橋忠幸 (C01, 東京大学)
 
Program: 9:00 9:25   (20+5) 都築豊 (東京大学) Si/CdTe コンプトンカメラを用いた硬 X 線偏光実験 (1)
9:25 9:50   (20+5) 沼舘直樹 (東京大学) Si/CdTe コンプトンカメラを用いた硬 X 線偏光実験 (2)
9:50 10:15   (20+5) TONG, Xiao-Min (筑波大学) 原子物理学実験における偏光観測の物理
  (5) break
10:20 10:45   (20+5) 中村信行 (電通大) 原子物理学実験における硬 X 線偏光観測実験の現状と将来
10:45 11:20   (30+5) 金安達夫 (九州シンクロトロン光研究センター) 原子物理学実験における偏光観測実験の将来
11:20 11:55   (30+5) 郷慎太郎 (九州大学) 原子核物理学実験における偏光ガンマ線観測実験の将来
11:55 12:30   (35) 議論
(講演題目は仮題含む)

新学術領域「宇宙観測検出器と量子ビームの出会い。 新たな応用への架け橋。」
領域研究会 (第 3 回領域全体会議)

日程: 2021 年 6 月 14 日(月)–15 日(火)
開催方法: オンライン
URL: (Jpn) https://lambda.phys.tohoku.ac.jp/QuantumBeam202106
趣旨: 本領域は, 宇宙観測を⽬的に開発された革新的な先端検出器を, 超⾼強度負ミュオンビームを中⼼に, ⾼エネルギー光⼦, 偏極を付加したRIビームという, ⽇本が国際的に極めて優位な位置にある, 3つの「エキゾチック」な量⼦ビームの研究を結びつけ, 新たな視点や手法による研究を共同で⾏うことを⽬指して発⾜しました。
  皆様方の公募研究が関連する計画研究に添いながら, 共にめざす成果が得られますよう, 今後ともよろしくお願いいたします。また, 領域全体として活動することにより, 提案時には想定していなかったような「出会い」が生まれ, 予想を超えた成果が生まれることを願っております。
  テーマによっては, 計画研究や領域全体で進めている研究や横断的開発と密接に関連しているものもあります。すでに関連計画研究と, 打ち合わせを企画されている公募研究班もありますが, より研究が順調にすすむように, 以下の日程で, オンライン領域全体会議を開催したいと思います。
  オンライン(zoom)における開催となりますので, 広く分野をまたいでご参加いただけると幸いです。
(上記 web site より転載)



2020 年度

(協催)
第 4 回 文理融合シンポジウム

日程: 2021 年 1 月 28 日(木)–29 日(金)
開催方法: オンライン
URL: (Jpn) https://www2.kek.jp/imss/msl/2020/11/muon4.html
備考: KEK 物構研が主催 (本領域が協催) する「第 4 回文理融合研究シンポジウム」が「Muon 科学と加速器研究」と連続する日程で開催されます。「Muon 科学と加速器研究」は 1/27–28 に, 「第 4 回文理融合研究シンポジウム」は 1/28 午後–29 に開催され, 1/28 午後は合同セッションとなります。
趣旨: 本研究会は, muon を利用した科学や応用利用, また関連した技術開発について広く議論する研究会です。本研究会では, muon ビーム開発グループとユーザーが一堂に会し, 従来にない性質の muon ビームの利用やそれに必要な新しい技術などについて情報交換し, 今後の muon 科学の発展を議論します。国内外での muon 施設・実験に関する最新情報に関する講演も歓迎です。
(上記 web site より転載)

(共催)
The International School for Strangeness Nuclear Physics 2020 (SNP School 2020)

Date: December 2–5, 2020
Venue: Online/J-PARC, Tokai, Japan.
URL: (Eng) http://lambda.phys.tohoku.ac.jp/snpsc2020/

(協催)
第 3 回 文理融合シンポジウム 量子ビームで歴史を探る ー加速器が紡ぐ文理融合の地平ー

日程: 2020 年 9 月 25 日(金)–26 日(土)
開催方法: オンライン
URL: (Jpn) https://www2.kek.jp/imss/msl/2020/07/3.html
趣旨: 文化財をはじめとする人文科学資料研究への活用が期待される「負ミュオンを用いた新たな非破壊研究手法」の実用が, 今, 日本の研究グループによって精力的に推進されております。高エネルギー加速器研究機構・物質構造科学研究所では, 茨城県東海村にある J-PARC MLF ミュオン施設(MUSE)で世界最高強度のパルス負ミュオンビームを用いた分析が進められており, また, 大阪大学核物理研究センター(RCNP)でも, 連続負ミュオンビームによる非破壊分析が活発に実施されています。
  これまでも放射光や中性子などを用いて, 様々な文化財科学の研究が行われておりますが, さらにミュオンも加えて, 量子ビームを利用する文化財研究の第一人者が一堂に会して, これまでの考古学研究, 並びに関連研究, 更に分析技術を紹介し, 文理融合研究の可能性を探る本シンポジウムを開催します。全国の大学・博物館・研究所等の人文科学系の研究者と自然科学系の研究者とのネットワークの形成に向けて, 新たな文理融合プラットフォームを構築する一助となる事を期待しています。
  昨年は 7 月に第1回シンポジウム(@国立科学博物館), 12 月に第 2 回(@大阪大学中之島センター)が開催され, 第2回シンポジウムのプロシーディングスも完成しました。このたび第 3 回シンポジウム開催にあたっては新型コロナウイルス感染拡大の状況を踏まえ, オンライン開催とすることに致しました。皆様のご参加をお待ちしております。
(上記 web site より転載)

新学術領域「宇宙観測検出器と量子ビームの出会い。 新たな応用への架け橋。」
領域研究会 (第 2 回領域全体会議)

日程: 2020 年 7 月 27(月)–28 日(火)
開催方法: オンライン開催 (zoom)
URL: (Jpn) https://lambda.phys.tohoku.ac.jp/QuantumBeam202007/
趣旨:  本領域は, 宇宙観測を⽬的に開発された革新的な先端検出器を, 超⾼強度負ミュオンビームを中⼼に, ⾼エネルギー光⼦, 偏極を付加した RI ビームという, ⽇本が国際的に極めて優位な位置にある, 3 つの「エキゾチック」な量⼦ビームの研究を結びつけ, 新たな視点や手法による研究を共同で⾏うことを⽬指して発⾜しました。
  本領域研究は今年度で期間半ばをむかえました。これまでの計画研究・公募研究の様々な研究成果を共有し, 今後の研究成果へつなげていくために研究会を開催致します。27 日は主に研究計画について, 28 日は主に公募研究について議論を進めます。
  オンライン(zoom)における開催となりますので, 広く分野をまたいでご参加いただけると幸いです。
  参加をご希望の方は下記のフォームよりご登録ください(7 月 23 日締切)。後日, 参加登録者向けに研究会の詳細をお送りいたします。
(上記 web site より転載)

新学術領域「宇宙観測検出器と量子ビームの出会い。 新たな応用への架け橋。」
領域研究会

日程: 2020 年 4 月 6日(月)–7日(火)
場所: 御殿場高原ホテル時之栖

当研究会は中止となりました



2019 年度

(協催)
第 2 回 文理融合シンポジウム 量子ビームで歴史を探る ー加速器が紡ぐ文理融合の地平ー

日程: 2019 年 12 月 25日(水)–26日(木)
場所: 大阪大学 中之島センター
URL: (Jpn) http://www2.kek.jp/imss/event/2019/12/2526sympo.html
趣旨: 文化財をはじめとする人文科学資料研究への活用が期待される「負ミュオンを用いた新たな非破壊研究手法」の実用化を, 今, 日本の研究グループが精力的に推進しております。高エネルギー加速器研究機構・物質構造科学研究所では, 茨城県東海村にある J-PARC MLF ミュオン施設 (MUSE) で世界晟爾強度のバルス負ミュオンビームを用いた分析が進められており, また, 大阪大学核物理研究センター (RCNP) でも, 連綜負ミューオンビームによる非破壊分析が活発に実施されています。
  これまでも籾討光や中性子などを用いて, 様々な文化財科学の研究が行われておりますが, さらにミュオンも加えて, 重子ビームを利用する文化財研究の第一人者が一堂に会して, これまでの考古学研究, 並びに関連研究, 更に分析技術を紹介し, 文理融合研究の可能性を探る本シンポジウムを開催します。第 1 回目のシンポジウムは, 今年 7 月に東京国立科学博物館で開催しましたが, この度, 関西方面の方々にも広く参捕して頂くために, 第 2 回目のシンポジウムを大阪で開催することとなりました。全国の大学・博物館・研究所等の人文科学研究者と自然科学研究者とのネットワークの形成に向けて, 新たな文理融合プラットフォームを構築する一助となる事を期待しています。
  皆様のご参加をお待ちしております。
(上記 web site より転載)

(共催)
IEEE NPSS International School for Real Time Systems 2019 (International School for Radiation Measurements)

日程: 2019 年 11 月 10 日(日)–15 日(金)
場所: University of Malaya, Kuala Lumpur, Malaysia
URL: (Eng) https://indico.cern.ch/event/854879/
趣旨: The school is organized by IEEE Nuclear and Plasma Sciences Society and University of Malaya and will be held at University of Malaya in Kuala Lumpur November 10th–15th. Its intention is to give practical experience with developing and controlling mid-range real time experiments. Hands-on experience is very important. The school provides lectures and laboratory exercises, given by experts in radiation measurements with state-of-the-art experience. The lectures introduce firmware, software and web based programming (for remote control), and show how this can be used in different areas of science. In order to minimize the hardware cost Raspberry Pis are used as controllers. This should be an advantage when the students later develop their own systems. The Raspberry Pi operating system is similar to Linux which means that it supports many of the standard Data Acquisition software tools. The goal of the school is
  To train students in the area of radiation detectors and its applications
  To enhance the development of real-time system in South East Asia
  To promote the participation of young scientists in radiation measurements and related fields
(上記 web site より転載)。

(共催)
Workshop on “the Cosmos at High Energies: Exploring Extreme Physics through Novel Instrumentation”

日程: 2019 年 10 月 16 日(月)–18 日(水)
場所: 東京大学柏キャンパス Kavli IPMU
URL: (Eng) https://indico.ipmu.jp/indico/event/302/
趣旨: The goal of this meeting is to rethink our knowledge of high-energy astrophysics in view of continuing advances in instrumentation. Our view of the universe evolves in response to new observations made possible by improving instruments, and the experimental progress stimulates theories for deeper and more precise understanding. The program will comprise talks and discussions of physics in extreme environments and the role of these physical processes in cosmic evolution. We hope the workshop will provide the participants with a stimulating environment and an opportunity to discuss new ways for advancing our understanding of the energetic universe.
(上記 web site より転載)。

(共催)
第 2 回量子ビームイメージング研究会

日程: 2019 年 9 月 24 日(火)–25 日(水)
場所: イーグレ姫路
URL: (Jpn/Eng) https://soipix.jp/qbi2019.html
趣旨: 赤外線・X 線・ガンマ線等の光子や, 電子, 中性子, 分子, イオンといった量子線を検出・解析する科学技術は, 素粒子・原子核物理学, 宇宙物理学, 物質科学から生命科学, 医学にいたる広い分野で重要な貢献を果たしてきました。近年, これらの領域のイメージング検出技術が著しく発展しています。また, 理学・工学や産官学の連携も進み, 新展開が生まれつつあります。ここに, 分野を横断して「量子線イメージング」を議論する場を設け, 科学技術の発展と新分野の創成を目指した研究会を開催します。
(上記 web site より転載)。

(共催)
新学術領域「クラスター階層」「量子ビーム応用」合同検出器ワークショップ

日程: 2019 年 9 月 20 日(金)–21 日(土)
場所: 東北大学理学研究科合同 C 棟 青葉サイエンスホール
URL: (Jpn) http://be.nucl.ap.titech.ac.jp/cluster/symposium/166/
趣旨: 昨年度から, 2 つの新学術領域研究「クラスター階層」および「量子ビーム応用」が進められています。これらの新学術研究において重要な位置をしめる検出器・実験装置の技術に関して, 両領域の間での情報交換や研究協力を目的とした研究会を開催します。領域関係者以外の方のご参加も大歓迎です。口頭発表は領域関係者に限らせていただきますが, ポスター発表は領域外の方も大歓迎ですので, ぜひ学会後に仙台にお立ち寄りください。
(上記 web site より転載)。

(共催)
The International School for Strangeness Nuclear Physics 2019 (SNP School 2019)

Date: September 5–8, 2019
Venue: Aobayama-Campus and ELPH, Tohoku University
URL: (Eng) http://lambda.phys.tohoku.ac.jp/snpsc2019/

(共催)
第 1 回 文理融合シンポジウム 量子ビームで歴史を探る ー加速器が紡ぐ文理融合の地平ー

日程: 2019 年 7 月 27日(土)–28日(日)
場所: 国立科学博物館(台東区上野公園)日本館 2 階 講堂
URL: (Jpn) https://www2.kek.jp/imss/event/2019/07/2728sympo.html
趣旨: 高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所では, 茨城県東海村にある J-PARC MLF ミュオン施設(MUSE)で世界最高強度の負ミュオンビームを用い, 文化財をはじめとする人文科学資料の研究にも活用できる可能性を秘めた, 新たな非破壊研究手法を開発して参りました。一方, これまでも放射光や中性子などを用いて, 様々な文化財科学の研究が行われています。そこで, 放射光・中性子・ミュオンなどの量子ビームを利用する文化財研究の第一人者が一堂に会して, これまでの考古学研究, 並びに関連研究, 更に分析技術を紹介し, 文理融合研究の可能性を探る本シンポジウムを開催することになりました。全国の大学・博物館・研究所等の人文科学研究者と自然科学研究者とのネットワークの形成に向けて, 新たな文理融合プラットフォームを構築する一助となる事を期待しています。皆様のご参加をお待ちしております。
(上記 web site より転載)。

新学術領域「宇宙観測検出器と量子ビームの出会い。 新たな応用への架け橋。」
第 1 回領域全体会議

日程: 2019 年 7 月 15(月)–16 日(火)
場所: 東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構(東京大学柏キャンパス)
URL: (Jpn) https://lambda.phys.tohoku.ac.jp/QuantumBeam201907/index.html
(Eng) https://lambda.phys.tohoku.ac.jp/QuantumBeam201907/index_en.html
趣旨: 新学術領域「宇宙観測検出器と量子ビームの出会い, 新たな応用への架け橋」では, 新年度を迎え, 様々な分野から採択された17件の公募研究が始動しました。本領域は, 宇宙観測を⽬的に開発された革新的な先端検出器を, 超⾼強度負ミュオンビームを中⼼に, ⾼エネルギー光⼦, 偏極を付加した RI ビームという, ⽇本が国際的に極めて優位な位置にある, 3 つの「エキゾチック」な量⼦ビームの研究を結びつけ, 新たな視点や手法による研究を共同で⾏うことを⽬指して発⾜しました。 新たに始動した公募研究が, 関連する計画研究に添いながら, 共にめざす成果が得られますよう, 今後と努力していきたいと考えております。領域全体として協力して活動することにより, 提案時には想定していなかったような「出会い」が生まれ, 予想を超えた成果が生まれることを願っております。 テーマによっては, 計画研究や領域全体で進めている研究や横断的開発と密接に関連しているものもあります。すでに関連計画研究と, 打ち合わせを企画されている公募研究班もありますが, より研究が順調にすすみますように以下の要領で, 領域全体のワークショップを計画しております。

新学術領域「宇宙観測検出器と量子ビームの出会い。 新たな応用への架け橋。」
J-PARC 負ミュオン実験のための基礎理論および元素分析への応用に関する研究会

日程: 2019 年 4 月 18 日(木)
場所: KEK J-PARC 東海キャンパス 東海 1 号館 1F 116号室
URL: (Jpn) https://lambda.phys.tohoku.ac.jp/QBSeminar20190418/index.html
(Eng) https://lambda.phys.tohoku.ac.jp/QBSeminar20190418/index_en.html
趣旨: J-PARC での大強度負ミュオンビームを用いた, ミュオンX線エネルギーの精密測定による QED 検証などの基礎物理への展開, さらにその元素分析などへの応用に関する研究会を開催します。理論的研究の現状や新しいアイデア, 応用への期待, さらに理論研究者と実験グループ相互の情報交換によって理解を深めることを目的とします。招待講演者として関連する国内外の理論研究者に加えて実際の J-PARC での実験関係者を予定しています。



2018 年度

(共催)
Interdisciplinary approach of applying cutting-edge technologies at the frontier of cancer research

Date: March 27–28, 2019
Venue: Nakanoshima Center, Osaka University
URL: (Eng) https://sites.google.com/view/iafcr-2019

新学術領域「宇宙観測検出器と量子ビームの出会い。 新たな応用への架け橋。」
若手ハードウェア研究会

日程: 2019 年 3 月 7–8 日
場所: 大阪大学豊中キャンパス 理学研究科 E 棟 E210 講義室
URL: (Jpn) https://lambda.phys.tohoku.ac.jp/QBSeminar20190307/index.html
趣旨: 量子ビームを用いた様々な研究に使われる検出器開発に携わる大学院生, 学部生が, 研究成果を発表し, 情報交換, 知識の幅を広げることを目的とする研究会を開催します。シニアな研究者も議論に参加していただくことを歓迎します。

新学術領域「宇宙観測検出器と量子ビームの出会い。新たな応用への架け橋。」
キックオフシンポジウム

日程: 2018 年 12 月 17–18 日
場所: 東北大学大学院理学研究科合同 C 棟 青葉サイエンスホール
URL: (Jpn) https://lambda.phys.tohoku.ac.jp/QuantumBeam201812/
趣旨: 新学術領域「宇宙観測検出器と量子ビームの出会い。新たな応用への架け橋。」が 2018 年度より発足しました。本新学術領域は, 宇宙観測を⽬的に開発された革新的な先端検出器を, 超⾼強度負ミュオンビームを中⼼に, ⾼エネルギー光⼦, 偏極を付加した RI ビームという, ⽇本が国際的に極めて優位な位置にある, 3 つの「エキゾチック」な量⼦ビームの研究を結びつけ, 新たな視点や手法による研究を共同で⾏うことを⽬指して発⾜しました。 ⼀⾒, 異なる舞台の上で研究を⾏う研究者グループが, ⾼度な知⾒を持ち寄り, 共同でそれぞれの実験を⾏うことで, 革新をもたらす検出器を有機的に連携し, さらに共通となる物理原理の相互理解をはかる点に特徴があります。これによって, 新たな視点や手法による共同研究を行い, それぞれの基礎物理分野の研究を深化させるばかりではなく, 核医学から非破壊元素分析にいたるまで, 応用研究においても, 全く新しい展開がもたらされると考えています。

(共催)
第 1 回量子線イメージング研究会

日程: 2018 年 9 月25–26日
場所: 京都大学 百周年時計台記念館 国際交流ホール
URL: (Jpn) https://soipix.jp/qbi2018.html
(Jpn) http://microscopy.or.jp/20180827-2/
趣旨: X 線・電子等の放射線の検出および不可視領域の光検出に関する研究は近年多くの進歩がみられています。これらの検出技術は, 素粒子原子核・天文等の基礎物理から放射光, 分析科学などの多様な分野にまたがり, また半導体工学とも密接なつながりがあります。そこで今回, 新たに首記研究会を開催することにいたしました。先端検出器開発について幅広い分野を横断して議論する場を設け, 科学技術の発展と新分野の創成を目指すことを目的としています。産官学の連携のシーズが育まれる場にもしていきたいと思っております。皆様にご発表, ご参加いただきたく, ご案内申し上げます。
(上記 web site より転載)。